もんぜん千年祭2024
プログラム
もんぜん千年祭は、「美術」「身辺芸術」「映画・舞台芸術」の3カテゴリーと、地域リサーチ等の活動からなります。千年以上前から、多様な人々を受け入れてきた善光寺門前で、多様な芸術文化が横断し交流します。
美術
Contemporary
and Traditional Arts
現代美術から伝統工芸など、国内外問わず、幅広い作品をもんぜん随所で展示し、作品とまちの出会いから、あらたな発見を促します。
今回は、現代美術を中心に展示します。
身近(しんぺん)芸術
Folk
and Marginal Arts
美術も舞台芸術も、様々な領域を横断し、その領域に回収されることない文化基盤や地域性などが表現の根底にあります。しかし、これらの領域からこぼれ落ちてしまう表現も存在します。本芸術祭の特徴として、こうした間-領域的な表現を「身辺芸術」と名づけ、再発見し紹介します。
今回は、宮本忠長の仕事を紹介します。
映画・舞台芸術
Film, Contemporary
and Traditional Performing Arts
コンテンポラリーダンス、演劇、伝統芸能など、時代性にとらわれず横断的に上演します。
今回は、映画『先祖になる』「もんぜんまち劇場」などといった多彩なプログラムを上映、上演します。
フリンジ企画
Fringe projects
その他、同時期に開催しているイベントを紹介します。
スケジュール
「長野灯明まつり」(9日[木]-12[月])の開催にあわせて一部会場の開場時間が延長されています。
プログラム詳細
美術・身近芸術展| Exhibitions
会期:2024.2.7[水]- 2.13[火]
時間:※各会場によって異なります
なお、「長野灯明まつり」(9日[木]-12[月])の開催にあわせて一部会場の開場時間が延長されます。
会場:善光寺大勧進、西之門よしのや、ほか
※詳細は開催エリアをご覧ください
会期:2024.2.7[水]- 2.13[火]
時間:※各会場によって異なります
なお、「長野灯明まつり」(9日[木]-12[月])の開催にあわせて一部会場の開場時間が延長されます。
会場:善光寺大勧進、西之門よしのや、ほか
※詳細は開催エリアをご覧ください
郡司ペギオ幸夫《痕跡候補資格者-転回》
2023年|針金、段ボール、サーボモーター、マイコン
映画『先祖になる』上映 & 講演会| Screening
会期:2024.2.11[日]
時間:(開場15:00)16:00-18:00
映画『先祖になる』上映(118分)
18:00-19:00
池谷薫 監督 講演
「逆境を生き抜く 佐藤直志という生き方」
(聞き手:若麻績敏隆[白蓮坊住職])
チケット:当日チケット制(1500円)
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池谷薫|Kaoru Ikeya
甲南女子大学教授。『延安の娘』(02年)、『蟻の兵隊』(06年)、『先祖になる』、『ルンタ』まで、文化大革命、日本軍の中国残留問題、チベット、そして東日本大震災などを、常に人に寄り添い映像に定着させてきた。
映画『先祖になる』
東日本大震災で息子をなくした木こりの老人・佐藤直志が自宅を再建するでまでの1年6カ月を追い、戦争や災害から立ち直ってきた日本人像に迫る。ベルリン国際映画祭 エキュメニカル賞特別賞他受賞多数。
池谷薫『先祖になる』
2012年/日本/カラー/デジタル/118分/ヴィスタ
会期:2024.2.7[水]- 2.12[月・祝]
内容:朗読劇、映画、演芸、朗読、演劇、落語大喜利、etc
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2011年から続く、小さな舞台表現を集めた演劇祭。門前エリアに点在するカフェや寺院などを含めた「まち全体」を劇場とみたて、これまで演劇、仕舞や落語、朗読劇等を上演。第13回の今回は本祭プログラムとして開催。
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参加:猫々拳、アドイシグロ、鏡花を読む会、恋乱亭まちゅう、アートひかりラボ、UMEOKA innシアター×アートひかり、劇団ハルナツコとアキフユコ、ゴクス
会場:ネオンホール、はっぱCafe、ラボラトリオTuLuuga、ファミリー旅館 梅岡、ライブスタジオカフェビーンズ、ほか
詳細>>> もんぜんまち劇場HP
関連トークイベント| Event
「もんぜん千年祭」アーティスト・トーク
創造性はどこからやってくるか?
会期:2024.2.10[土]
時間:14:30-16:30
会場:善光寺大勧進紫雲閣
[登壇]小山利枝子・中村恭子・ナカムラジン・郡司ペギオ幸夫・大木裕之(本祭参加作家)[予定]
×[進行]松本直樹(美術家・長野美術専門学校・実行委員)
ふいに降りてくる、想定外で計算不可能な人間の想像力、それはどこからやってくるのか? アーティストたちの制作にまつわるトークから探ります。
宮本忠長〈善光寺周辺まちづくり構想〉をめぐって
会期:2024.2.12[月・祝]
時間:14:00-15:30
会場:R-DEPOT
[登壇]松橋寿明(宮本忠長建築設計事務所・実行委員
× 須藤悠(R-DEPOT・実行委員)
長野オリンピック直前に計画された、長野市中心部と善光寺・城山公園にかけての修景計画。歴史を踏まえた、未来志向の魅力的なその構想とは?
フリンジ企画
渡辺一枝と「たぁくらたぁな仲間たち」展
信州発 泥つきマガジン「たぁくらたぁ」の雑誌をまじえて『たぁくらたぁ』とは何?渡辺一枝さんが大切に思う「ひと・もの・こと」を通じて、私達が共に生きる今を考える展覧会。
主催:リキトライバル
きものはちすのきものはじめ展
古着物・古裂
旅するきものや“きものはちす”の展覧会を開催致します。
ご紹介する布は時を経たきもの。紡ぎ、染色、機織り、刺繍…… 手の仕事が息づく時代の美しい織物です。真綿の結城紬、雪国の塩沢紬、江戸小紋、読谷村花織、そして我が信州紬。
きもの初心者の方、きものに夢中な方、どのような方もお越し下さい。選りすぐりを揃えお待ちしております。
主催:夏至
アート展 みどりがワサワサの長野のまちなかを描こう!
会期:2024.2.7[水]- 2.13[火]
※会期中無休
時間:13:00-17:00
● 2.13[火]18:00-20:00 ラボメンバーのトークあり
長野のまちなかに緑を増やしたい!という目的で、「まちなかみどりラボ」を発足。初年度のプロジェクトの1つとして、いろいろな人のいろいろな視点でいろいろな手法による「みどりがワサワサの長野のまちなかを描こう!」アート展を企画しました。
主催:まちなかみどりラボ
光明制作所展 — 千夜一夜前夜祭
長野市在住のアートユニット「光明制作所」による、映像インスタレーション展示。光明制作所は、2021〜22年のコロナ禍の中、明けない夜が明けるまで歌い踊り続けることができるように願い、作品『夜祭り』を制作(第18回富山市美術展2022インスタレーション部門大賞)。今回は、この作品を、もんぜん千年祭に呼応した『千夜一夜前夜祭』としてブラッシュアップし展示します。
主催:光明制作所
アーティストとやるまちの部活動のちいさな文化祭
まちに暮らす人々が集い、アーティストと共に、音楽・美術・古典芸能といった「まちの部活動」を行なってきました。今回はこの成果発表会。活動場所である、まちの部室を飛び出し、カフェや古道具が並び、企業のサテライトオフィスが入居するR‒DEPOTを一つのまちに見立て、建物内のあちこちで発表します。
主催:R-DEPOTキャンプ事業部