アーティスト詳細
郡司ペギオ幸夫|Yukio-Pegio Gunji
早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授。東北大学理学部卒(理学博士)。神戸大学理学部教授を経て2014年以降現職. 著書に『生命微動だにせず』(青土社 2018年)『天然知能』(講談社メチエ2019年)、『やってくる』(医学書院 2020年)など多数。2021年より実家に誰も見ることのない作品の制作を始め2022年、日本画家中村恭子との二人展によって写真、動画やインスタレーションを展示。2023年7月札幌『ALIFE2023無意識的関係性展』にてグループ展。作品制作のドキュメントと創造性に関して『創造性はどこからやって来るか』(ちくま新書 2023年)を出版。
痕跡候補資格者-転回
2023年|針金、段ボール、サーボモーター、マイコン
中村恭子|Kyoko Nakamura
長野県下諏訪町生まれ。2005年東京藝術大学日本画専攻卒業、2010年同大学院日本画研究領域博士課程修了、博士(美術)取得。現在、大阪大学中之島芸術センター芸術共創部門准教授。主な展示に大阪大学中之島芸術センター開館記念中村恭子日本画作品展「風景の肉体」(2023年)、諏訪市美術館令和4年度特集展示中村恭子日本画作品展「脱創造する御柱」(2022年)など多数。主な著書に『TANKURI——創造性を撃つ』(共著、水声社、2018)など。最近は北ヨーロッパ一円で発掘されるBog BodyやPole Godを題材に「書き割りの風景の肉体」を絵画として構想中。
皿鉢絵(部分)
2015-16年|絹本彩色
|会場|
長野県長野市元善町492
会期:2024.2.7[水]- 2.13[火]
時間:10:00-17:00(7[水]・8[木]・13[火])
※入館は閉場の30分前まで
14:00-20:00 (10[土])
16:00-20:00 (11[日])
10:00-20:00 (9[金]・12[月])
休廊:無休
大木裕之|Hiroyuki Oki
1964年東京生まれ。高知県、東京都、他各地拠点。東京大学工学部建築学科在学中の80年代前半より映像制作を始め、89年から北海道松前町を中心にした映像作品群〈松前君シリーズ〉を開始、96年に『HEAVEN–6–BOX』(1995)が第46回ベルリン国際映画祭NETPAC賞を受賞。その表現活動は映像制作のみに留まらず、ドローイング、インスタレーション、パフォーマンスにまで及ぶ。カメラを手に、北海道、東北、アリゾナ、中国、イスラエル、コンゴなど世界各地を旅し、膨大なイメージを次々に重ねていく独特で詩的な映像表現は国内外から高い評価を受け、国際展にも数多く参加。
ウム/オム
2005-2012年|
小山利枝子|Rieko Koyama
1955年長野生まれ、長野市在住。東京藝術大学美術学科絵画科油画専攻在学中からインスタレーションの手法で作品を発表し、その後、表現方法を絵画に移す。巨大な画面は鮮やかな色彩と、無数の大きな筆触(ストローク)に覆われており、いつしか鑑賞者はモチーフである「花」という具象と抽象のはざまを漂うこととなる。主なグループ展に「VOCA展94 新しい平面の作家達」(1994年、上野の森美術館)、「絵画のコスモロジー」(2008年、多摩美術大学美術館)など多数。主な個展に「小山利枝子展 LIFE BEAUTY ENERGY」(2022年、池田20世紀美術館)など多数。また、2004年『種子の秘密』が文化庁買い上げ優秀美術作品に選定。
Lotus
2012年|カンバスにアクリル
|会場|
長野県長野市元善町492
会期:2024.2.7[水]- 2.13[火]
時間:10:00-17:00(7[水]・8[木]・13[火])
※入館は閉場の30分前まで
14:00-20:00 (10[土])
16:00-20:00 (11[日])
10:00-20:00 (9[金]・12[月])
休廊:無休
ナカムラジン|Jin Nakamura
1959年長野県生まれ、御代田町在住。信州大学教育学部美術科工芸研究室卒業。鋳造による現代金属工芸を研究。8th日本グラフィック展全日空賞。キッチュなキャラクターが登場する花鳥図や神仏習合を主題にした作品を制作。絵画表現・版画などの平面作品や陶磁器・鋳造による立体作品から舞台美術にいたるまで、様々な手法や素材を駆使して多様な領域を大胆に横断する。主な個展に「圖像崇拝」(2015年、Space 563/台湾)、「縄文アイドル」(2016年、浅間縄文ミュージアム)、「偶像寓意花鳥浪漫美術展」(2020年、山ノ内町立志賀高原ロマン美術館)など多数。
売貨郎圖
2022年|和紙にアクリル、岩絵具、墨、箔
宮本忠長|Tadanaga Miyamoto
1927年長野県須坂市生まれ。1951年早稲田大学理工学部建築学科(工経)卒業後、同大教授で建築家の佐藤武夫設計事務所に入所。1964年郷里の家業を継ぎ、宮本忠長建築設計事務所に改組。主な代表作品と受賞歴は、長野市立博物館で日本建築学会賞。小布施町並み修景計画で吉田五十八賞、毎日芸術賞。松本市美術館で日本芸術院賞を受賞。建築設計を通じて、街並みや環境、周辺景観など建築の公益性や公共性を考慮し、それぞれの地域にあった歴史性、文化性の高い建築作品を数多く手掛けた。2002年~08年には(社)日本建築士会連合会会長を歴任。2016年永眠。
善光寺周辺街並み環境整備構想(部分)
1997年|ミクストメディア